おはようございます!自然愛好家けこちゃんです。
高齢者に近づき、ふと感じたことありますか?
来月60歳になる際、自分の職場で立ち位置はサポーター。約10年目、そろそろ引退です。
私が50才前半、一人のご高齢の女性と出会いました。毎日同じバスを乗るので挨拶するようになり、自然と会話を交わすようになり、お互い仕事の話もするようになりました。
ある日「60歳になるので、これをきっかけに退職しようと思うの。」
「私は、なぜ???」と質問しました。
「自分は、もう仕事の引き時かなと感じたの。」
私は、その時は理解ができませんでした。彼女は、以前亡き旦那様とお寿司やさんを経営されていたそうです。近くに大手日本電気メーカーの工場があり、だいぶ繁盛していたそうです。寿司の出前や、工場の従業員が給料日に同僚でお店に多数来店されていました。旦那様が他界、ご兄弟も看取りをされ、一人で今の掃除のお仕事をスタートされたそうです。お話しする限り、テキパキして、まだ体力的、足腰も丈夫な感じがしました。
あまり、なぜと聞いても悪い気が引けたので、「今まで頑張ってきたのだから、今度は、ゆっくり自分の時間を過ごしてもいいかもね。私も、見習って一生懸命働いて退職してゆっくりできるできるよう頑張るわ」と言って、また、明日ね。と別れを告げました。
そして、自分が彼女の年齢になり気持ちが理解できるようになりました。同僚が一人二人去り、上司の理解できない行動、例えば他の課の悪口や自分が働いた功績を、若い部下に話されている場面がよくあります。なぜ、昼時間に話さないのかしら???その時間を、仕事に充てないのかしら??? 彼らは、愚痴を言うことでストレスが解消しているようですが、だんだん私のストレスの原因になってきました。そして、黙々と話しに加わらず、自分の仕事に集中するようになっていました。
自分が、だんだん暗くなってくるように感じられました。このままでは、いけないと危機感が出てきました。環境が悪ければ、逃げることも必要。決断しなければ。。。自分で環境の良い所に向かう。リスクもあるけれど、自分で変えなければ、誰も変えてくれない。人生は決断の連続です。自分の人生は自分で選択して作り出していくもの。