📕会社も役所も銀行もまともに教えてくれない         定年後ずっと困らないお金の話(著者:頼藤 太希)

仕事


おはようございます! 今日も朝から暑いです。最近は毎日朝4時30分には起床している、自然愛好家けこちゃんです。

人生100年、定年後にお金で困らないように、いろいろな情報を事前に収集しておくことをオススメします。短期にお金を貯めるのは難しいですが、時間をかけて少しづつ貯めていくと無理がありません。収入、支出、投資、貯めることを上手にコントロールして時間をかけて用意していきましょう。

頼藤太希さんが書かれた本「会社も役所も銀行もまともに教えてくれない/定年後ずっと困らないお金の話」は、とても詳しく書かれています。40歳、50歳の方々にオススメです。

人生には、お金の貯めどきが、3度ある。
1度目が社会人になってから結婚するまで。
2度目が結婚から子供が小中学生に通うことまで。
3度目は子供が独立してから定食退職するまで。

50代〜定年退職までの準備期間

<資産管理>
・いつまで働くのか検討
・退職金制度、早期退職制度の有無を確認
・現在の収入、支出の確認
・定年後の収入、支出の確認
・老後資金の計画
・資産負債のダウンサイジング(水道光熱費、通信費等の固定費)
・無駄使いや変動費の削減

<年金>
・節税できる投資(iDeCo, NISA)をスタート

<年金>
・ねんきん定期便で老後の年金額のチェック
・ねんきんネットへの登録

<雇用保険>
・定年後の働き方を考える
・退職後に使える給付金の確認
(求職者給付、就業促進給付、教育訓練給付、雇用継続給付)

<健康保険>
・生命保険、医療保険などの見直し

定年退職直前

<資産管理>
・会社に給与の一部を退職時に回す交渉を行う。
・退職会の受け取り方の検討(一時金、年金)
・退職金の手取り額の確認
・住宅ローンの返済方法を確認
・国や自治体からもらえる補助金の確認

<税金>
・退職金にかかる税金や排除を確認
・退職後の住民税の金額を把握、資金の準備
・開業する前から使える「開業費」の確認
・iDeCo, NISAの運用状況を確認

<年金>
・60歳未満で勤めて働かない場合は国民年金に加入
・配偶者が会社員、公務員の場合は扶養にはいれないか検討
・59歳の封書のねんきん定期便で年金加入履歴を確認
・国民年金の未納がある場合は任意加入を検討
・何歳から年金を受け取るかを検討
・企業年金の有無、金額を確認

<雇用保険>
・離職票、雇用保険被保険者証の受け取り手続きを確認
・働きながら年金を受けるとる場合、在職高齢年金にあてはまらないか確認

<健康保険>
・退職後にどの健康保険に入るか検討
・老後の病気と介護にかかるお金を試算

定年退職時〜65歳まで

<資産管理>
・退職金を受け取る
・退職所得の受給に関する申告書の提出
・退職金の運用方法を決める
・厚生年金が減りそうならば、業務委託契約でのする
・親からの相続財産の確認、相続税がかかる場合は贈与を検討
・家族信託の活用を検討

<税金>
・退職翌年の確定申告
・退職後の住民税など精算
・個人事業主になった場合は青色申告を行う
・個人事業主としての事業が軌道に乗ったら法人化を検討

<年金>
・企業年金、確定拠出年金の請求手続き
・老齢年金の上がり上げ、繰り下げを検討
・年金を繰上げる場合は申請を行う
・配偶者の年金の繰上げ、繰り下げを検討
・特別支給の老齢構成年金がもらえるかを確認する
・可給年金、振替加算が受け取れるか確認

<雇用保険>
・退職後再就職する場合は、失業手当の受給を検討
・失業手当を効率よく受給する退職日を調整
・スキルを身につけたい場合、公共職業訓練を利用
・高齢雇用継続基本給付が受け取れないか確認。
 特別支給の老齢厚生年金が受け取れる場合は減額に注意

<健康保険>
・新しく入る保険の手続き

65歳以降

<資産管理>
・資産運用の出口戦略を決めておく
・iDeCoやNISAの出口戦略を確認
・変額保険に入っている場合の出口戦略を確認
・シニア向けの割引を活用する
・老後の住まいをどうするか、リフォーム、住み替えを検討
・自治体に住宅補助がない確認
・老人ホームに入る場合には必要な予算を確認
・エンディングノートをつける

<税金>
・年金が400万円以下でも確定申告を行う
・所得控除(医療費控除、ふるさと納税)や損益通算を利用する

<年金>
・年金を受け取る時期が来たら、老齢年金の請求手続きを行う

<雇用保険>
・65歳以降に退職した場合は高年齢求職給付金を受け取る

<健康保険>
・医療費が高額な場合は高額療養を活用
・高額療養費制度が利用できないケースを確認
・75歳以降の医療制度(後期高齢者医療制度)の確認
・介護サービスにかかるお金の確認